人間はミュータントだ。ミュータントは片端(かたわ)だ。
片端はそれまでの常識が受容れない存在と云えよう。
片端が別の片端を産み、それが新しい片端を産んだ。
そうして現在の片端の集団・社会が存在するのだろう。
人間の最大の特徴はネオテニー、つまり、万年幼生だ。
幼生のままで次世代を産み育てる人間・ミュータント。
この特性が時々刻々と変化・変身を遂げさせている。
昨日の常識は明日の非常識となる超能力・ネオテニー。
年年歳歳、新たな素顔を生み続ける我らネオテニーだ。
それゆえ我ら人間に老年期はやってこない訳なのに、
我らを過去の素顔で判断する者は愚か極まる旧人類。
実際、片端に成りそこねの所謂、脱落組も大勢だろう。
だが脱落組・旧人・原人・猿人も悲嘆に暮れなくて好い。
脱落組も地の肥しの役割りは果せるから、まあ好いさ。
脱落組には到底理解できない人間の素晴らしさだな。
それでなに? 30歳で負けかって訊いてるのですか?
犬猫なら30歳まで生きたら化け猫・化け犬だろうなあ。
旧人類の脱落組・おちこぼれにとっては初老だろうな。
人間・ミュータント・ネオテニーの30歳を知りたいかい?
そりゃあ、言うまでもなく、青年期の真っ盛りじゃないか。
だけど旧人類はこの説明に感じるところは有るだろうか。
憶えるだけならPCでも出来るんだぞ。
心に感じなきゃキミはPC並みのレベルだぞ。
だから皆も、間違っても人間を貶してはならないぞ。
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